Concept
コンセプト
Pholosophy
ゴルフ哲学
ゴルフコースは雄大で美しく、かつ戦略的であるべき
私達は、コースデザインの基本コンセプトを「ゴルフコースは雄大で美しくかつ戦略的であるべき」であるとしている。
ホールを構成する一つ一つのエレメントの戦略的意味、造形が美しく調和し、一体となって、新たなランドスケープを創造するもの、言い替えれば、与えられた環境を再編成し、より理想の自然に近づけることである。世界の名門コースしかり、それが、プレイヤーの喜びを高め、挑戦意欲をかきたてるタフなコースとなり、伝統を育む「本物」の名門コースになるものと確信する。
ゴルフコースは音楽の如し
幾多のゴルフコースをデザインしてきて思うこと、それはゴルフコースとはまさに音楽と同じであるということである。
優美な曲は、聞くものを陶酔の世界に引き込み、幾度も聴かれ演奏されるが、駄曲はすぐに飽きられる。良いメロディーと詩によりつくられた曲。それを奏でるのがプレイヤーであり、またそれを聴くのがギャラリーということになる。
Design Concept
デザインコンセプト
光と影
自然の織り成す「光と影」
それをコース美の演出要素としたデザイン手法を取り入れている。随所に取りいれられた、「光と影」の演出が、プレイヤーに挑戦意欲と、安らぎを与える効果を醸し出す。
それも私たちの基本デザインコンセプトの一つである。
グリーン
ラインバリエーションとメンテナンスの両立
戦略性、速度、パッティング、クオリティーから考えると、ベントの1グリーンという結論になる。
重要なポイントは、デッキの連続によるグリーン造りで、ラインのバリエーションを持たせ、かつメンテナンスの良さを両立させる。
植栽
自然と戦略性を造り出す植栽 = ランドスケープ
植栽はしばしば、ホールのランドスケープ上また、戦略上重要な部分を占めるが、それらに選定された木は、落葉、常緑樹のバランスが取れ、四季折々に特徴があり、且つ計画地の自然に違和感なく溶け込むよう配慮されているべきである。